大学デビューの見分け方

    まず第一に、僕は大学デビューをしていません。気づいたときには性根が腐り、社会性は失われていたし、今の今まで何も変わっていません。強いて言えば、大学に入ってから口の悪さに気をつけたくらいです。というか、デビューしてこれならインディーズでやってた方が全然いいです。

    そんな僕が考える大学デビューの見分け方。それはものすごく簡単で、大学生になってまでやんちゃしてる奴はみんな大学デビューです。

    生来のクラスの中心で、いうなれば胎児デビューしてる人たちは、大学生くらいの年齢になればみんな落ち着いてます。このぐらいの年齢になれば一通り遊び倒して飽きてます。

    僕の身近にいる所謂「昔やんちゃしてた」人たちは皆、今では家庭を持ち、妻や子どもの為にしっかりと働いてます。

    大学に入ったからといって酒やタバコ、女遊びに明け暮れ、講義にまともに出ない男より、毎朝早くに起き夜まで働いてる男の方が断然偉いです。

 

    「大学デビューの見分け方」なんて仰々しく書いたけど、結局大方の大学生は大学デビューです。

    だからといって悪いと言っているわけではなく、これから大学生になる人は気をつけてくださいって話。背伸びが酒やタバコの時代はすぐに終わります。気づけば少年法に守られなくなり、犯罪を犯せば一発で人生ハードモードになる可能性が出てきます。

    このままじゃダメだ、と何か勉強を始めようと思っても、どうせ何も始めません。家でYouTubeみて飯食って糞して寝るだけです。生産性なんてのはありません。

    敷かれたレールの上は嫌だ、なんて言って起業家を目指すけど、君が目指しているのはあくまで起業家です。手段が目的になっていることに気づいてください。

    日本の電車はピッタリ時間通りに運行しているけれど、これは大変な努力の賜物です。それと同じように、敷かれたレールの上で求められたように走るのが1番すごいのです。

    君は何者でもありません。「自分は凡人なんだ」という気持ちを頭に刻みつけてください。

    酒やタバコで体を痛めつけ、興味の無い楽単ばかり履修し、人並みに恋愛をする。就活の時期になれば髪を黒くしますが、本当に黒いのはテメェの肺だけ。

    ただ、これは悲観することではありません。9割9歩9厘の大学生が同じです。大学生は遍く1つの電車に乗り、社会というターミナルに向かうだけです。

 

    ちなみに僕は、タバコはもちろんお酒も殆ど摂取せず、12時に寝て7時に起きる。毎日夜は自炊をし、白米と味噌汁、納豆を食す。滅多なことが無い限り家を出ず、本を読んだり映画を観たり音楽を聴いたり。唯一の楽しみといえば、たまに頼む宅配ピザを食べながら録画したバラエティー番組をみることのみ。マイブームはコーヒードリップだけど、カフェインを摂りすぎないように1日一杯だけ。

    僕みたいな生活と大学デビュー、はたしてどちらが充実していると言えるでしょうか。断然後者ですね。