2020年2月に観た映画・ドラマ
ただ観るだけだと忘れちゃうので、一つの記録として。専門的な知識は全くないし、上からものを言うのも苦手なので、ただ感想だけ添えときます。ネタバレは極力しないように気をつけてはいますが、責任はとれません。できるだけ予告編を貼り付けておくので、興味があれば参考にしてください。
Filmarksもコツコツ更新してます。
※括弧内の配信サイトについては記事作成時点での情報です
- 映画
- ドラマ
- 1. デイブレイク~世界が終わったその先で~(Netflix)
- 2. このサイテーな世界の終わり S1(Netflix)
- 3. このサイテーな世界の終わり S2(Netflix)
- 4. マインドハンター S1(Netflix)
- 5. ロック&キー S1(Netflix)
- 6. ラグナロク(Netflix)
- 7. アトランタ 略奪の季節(Netflix)
- 8. ノット・オーケー S1(Netflix)
- 9. ストレンジャー・シングス 未知の世界 S1(Netflix)
- 10. ストレンジャー・シングス 未知の世界 S2(Netflix)
- 11. ストレンジャー・シングス 未知の世界 S3(Netflix)
- 12. オルタード・カーボン S1(Netflix)
- 13. オルタード・カーボン S2(Netflix)
- その他
映画
1. アドレナリン(AmazonPrime)
ジェイソン・ステイサムが主演のあれ。もう10年以上前の映画だからステイサムがめちゃくちゃ若い。心なしか毛量も多いような。
これは僕が変な見方してしまったのかもしれませんが、ずっと薄いコメディ味がします。あと昔の映画だからなのか、予算がないからなのかCGが微妙です。僕みたいにあんまり気にしない人には関係ないけど。というかそもそもがそういうコンセプトの映画なんだろうな。
ジェイソン・ステイサム好きな人にはおすすめだけど、"THE アクション"って訳じゃないからそこだけはご注意を。トランスポーターのステイサムが好きな人は観ない方がいいかも。端的に言えばB級バカ映画なので、そういったのが好きな人にはおすすめです。ちなみに続編もあります。
2. ラッキー(AmazonPrime)
作中の台詞に「Aloneの語源はAll Oneだ」って言うのがあるんですけど、それが妙に頭に残りました。生まれるときも死ぬときもみんな一人。それ以外にもウィットに富んだ返しがたくさんあって、非常に楽しめました。あんなおしゃれな返しをさらっと言えるおじいちゃんになりたいです。
加齢によって死が近づいているのを感じたとき、こんな風に残った時間を過ごすことができたら最高ですね。リアリスティックに、Thingをありのままに受け入れる。そんなThingも永遠なんてものはなくて、すべてはNothingになる。Nothingという言葉が何度も出てきますが、それにどう対応していくのかを見つけていく様に引き込まれます。
また、この作品は主人公を演じるハリー・ディーン・スタントンの遺作となっています。彼自身も海軍で調理師をしていた経験を持ち、除隊後に演技の道へ進んでいます。まさに彼の自伝のような作品です。ご冥福をお祈りします。
3. アンカット・ダイヤモンド(Netflix)
この映画を観てまず1つ疑問なのが、作中にダイヤモンドが出てこないのはなぜなのか。オパールは出てきます。原題は『Uncut Gems』なので、何かしら変えた理由があるんだろうけど。
主人公のハワードがギャンブル中毒で多額の借金を抱えていて、その借金を返すためにハイリスクハイリターンな賭けにでるという本末転倒な話。元NBA選手のケビン・ガーネットが本人役で出演してるので、NBAファンにはたまらないかも。ちょい役とかじゃなくがっつりでてます。
海外で高い評価を受けている作品です。サフディ兄弟が好きな人におすすめ。
4. コンスタンティン(AmazonPrime)
※AmazonPrimeでの配信は2/15で終了しています
ジョンはジョンでもウィックではなくコンスタンティンです。医者にたばこを止められてるのに勝新太郎ばりに吸ってます。
悪魔払いの話なんでかなり宗教色が強く、出てくる武器も知識が無い僕にはよくわからなかったけど、それでも面白かったです。たぶんキリスト教に明るい人ならもっと楽しめると思います。
個人的にキアヌ・リーブスは来世ではこうなりたい俳優ランキング1位なので、キアヌリーブスが出演しているだけで大満足でした。
途中、虫で象られた悪魔が出てくるんですけど、男塾のファラオの永劫の輪廻核惺を思い出しました。
5. ポリス・ストーリー/香港国際警察(AmazonPrime)
ジャッキー・チェンの代表作の一つ。もう何回見たか覚えてない。ダークな海外ドラマばっかりみてて、気分転換したくて観たやつ。変わらず面白い。傘でバスにぶら下がるアクションシーンとかで有名かも。今さら感想とかはない。
ひとつ見所と言えば、我が家の杉山さんに激似の俳優が出てます。確認してみてください。
6. 時計じかけのオレンジ(AmazonPrime)
※AmazonPrimeでの配信は2/15で終了しています
以前すべらない話で、ブリキカラスの小林メロディさんがトークしているときに、人志松本がボソッと言っていたので気になっていたのですが、なかなかタイミングがなく、AmazonPrimeでの配信が終了するとの噂を聞きつけて急いで観ました。
スタンリー・キューブリック作品はシャイニングとフルメタル・ジャケットくらいしか観たことないのですが、どちらも好きですし、この映画も面白かったです。ちなみにフルメタル・ジャケットは金属バットの友保さんの影響でみました。
7. ウルフ・オブ・ウォールストリート(AmazonPrime)
睡眠欲以外の欲はすべて抜け落ちてしまった僕からすれば、なんでこんなにお金に執着すんのかわかりません。好きなときに好きなだけ本を買えるだけのお金があればいいです。
映画の中でコカイン吸ってる描写あるんですけど、撮影のときって何でコカインの代用してるんですかね。まさか本物吸ってないですよね。
あと、女性がクルーザーをプレゼントされて喜んでるシーンがあるんですけど、クルーザーなんてもらって嬉しいもんなんすかね。そもそも僕は海洋恐怖症なんで論外なんですけど。
3時間と長めの映画ですが、笑いもあって飽きることなく、気づいたら観終わってました。こういう映画観ると、つくづく俳優ってすごい仕事だと思います。
この映画の一番の見どころは『シリコンバレー』でリチャード・ヘンドリクスを演じているトーマス・ミドルディッチが出演しているところです。
8. シークレット・ミッション(AmazonPrime)
一見シリアスな戦争映画なのかと思いましたが、実際はめちゃくちゃにコメディです。笑いあり涙あり。
『美男ですね』で韓国ドラマの素晴らしさに気付いて以来、韓国の映画やドラマが好きなのですが、これも良かったです。こういうのも好きです。
主人公を演じるキム・スヒョンしかり、『カンフー・ヨガ』のレイしかり、イケメンでなおかつアクションもできたら敵なしですわ。阿部寛みたいな濃い顔も良いですけど、塩顔も良いです。
『パラサイト』でギウを演じていたチェ・ウシクもでているので、『パラサイト』みて興味持った人もどうぞ。
ドラマ
1. デイブレイク~世界が終わったその先で~(Netflix)
『アイ・アム・レジェンド』みたいな人類がほぼ滅亡した世界のお話は個人的に好きなのですが、これはそういった作品のなかでもかなりコメディ寄りです。メタ発言もたくさんあるし、細かいこと考えていたら楽しめないと思います。『ウォーキング・デッド』と『マッドマックス』のハイブリッドのようなドラマでした。コアなファンが付きそうな感じ。
あと、なぜかはわからないけど日本語や日本文化がちょくちょく出てきます。制作陣の中に親日家でもいるんですかね。日本人としてはうれしいですけど。
続きがありそうな形で終わりますが、調べた限りでは、S2は制作されないことが発表されているみたいなので残念です。
2. このサイテーな世界の終わり S1(Netflix)
主人公の言動にニヤニヤさせられます。なんだか不思議な面白さがある。ティーンらしい感情の描写も好きです。ただ、現実にこんな子達なかなかいないと思うけど。
ふたりの感情が生まれていく様を観ていると、なぜだか親心みたいなのが生まれてきます。
全8話で1話あたり30分もないので、4時間あればお釣りが来ます。ストーリーもダレることなく進んでいき、飽きることなく観れるのでおすすめ。海外ドラマの中では時間的にも内容的にもかなり観やすい部類だと思います。
始めこれを観たときに、昔ジャンプSQに載ってた『彼の殺人計画』っていう読み切り漫画を思い出しました。この漫画もおすすめ。読み切り集みたいなので単行本になってたはず。
3. このサイテーな世界の終わり S2(Netflix)
S1のラストから2年後の話です。ジェームスもアリッサもあれから2年が経ち、精神的にかなり変化しています。
取り巻く環境が変わり、新しい登場人物もたくさん出てきますが、僕のお気に入りはトッドです。こいつはとにかく良いやつ。幸せになってほしい。
S1だけ観てやめちゃうのが海外ドラマあるあるだと思うんですけど、これは是非S2までセットで観て欲しいです。時間的にも一般的な1シーズン分しかないし、なによりS1みたらS2観たくなることは必至です。
S3はチャーリー・コベルによるとないらしいです。
S1のところにも書いたけど、海外ドラマ観始めたい人におすすめです。途中で切ることなく観られると思います。もしこれで海外ドラマにハマりそうだったら、YouTubeに上がっているbloopersも観てほしいです。より作品が好きになります。
4. マインドハンター S1(Netflix)
ヘンリー・リー・ルーカス然り、ソシオパスになるかは環境がかなり影響しているんだな、と考えさせられました。
原作の著者であるジョン・E・ダグラス氏は『羊たちの沈黙』なんかでも有名な元FBIプロファイラーです。著者本人も納得の出来だそうで、リアルなFBI像が描かれています。
上司からの反発もありながら新しい分野を確立していくのは大変そうだけど、なかなかそれも面白そうです。体系的にものを見るのが好きなので、どんどん理論なんかを組み上げていくのを観てるのが楽しいです。
サイコパス(ソシオパス)や犯罪心理学に関する書籍も読んでみたくなりました。おすすめあったら教えて下さい。
5. ロック&キー S1(Netflix)
不思議な家に引っ越し、そこで様々な能力を持った鍵を探していくのですが、末っ子のボードがめちゃかわ。ボードを演じるジャクソン・ロバート・スコットは『IT/イット』にも出演していた子役俳優です。彼のIGみてるだけで幸せになれます。
子どもってのは能力を持つと驕り高ぶるきらいがあると思うんですけど、この作品でもそういった傾向が見られます。特にキンジーがひどい。僕はめちゃクソ性格が悪いのでこういうのをみると
「調子のんなよこのクソガキが! てめえなんてグーで殴ったら一発やろげ」
という風に、どこの方言かもわからない言葉でぶち切れるんですが、ボードのかわいさがなんとか中和してくれています。
対してスコットとルーファスはめちゃくちゃ良いやつ。頑張れスコット。負けるなルーファス。
『ストレンジャー・シングス』みたいなダークファンタジーが好きな人におすすめ。
6. ラグナロク(Netflix)
ノルウェーのドラマはたぶん初めて観たんですけど、結構雰囲気違いますね。正直なところ展開的に謎な部分がいくつかありました。ノルウェーではこれがスタンダードなんですかね。もちろん面白くなかったわけではないです。普通に面白かった。
普段はアメリカやイギリスのドラマを観ることが多いので、単純にその演出(?)の違いは気になりました。何がどう違うとかはわからんけど。
〇〇っぽいとか、どんな人におすすめとかってのもあんまりないです。強いて言うなら北欧神話とか好きな人におすすめ。僕もそれで観ました。予告みて興味があればどうぞ。
7. アトランタ 略奪の季節(Netflix)
ドナルド・グローヴァーが主演をしており、制作と監督を日本出身の映像作家であるヒロ・ムライが担当しています。
ここで描かれている音楽業界がどれほど事実に基づいているのかはわかりませんが、これがリアルだとしたら、音楽で売れるのはなかなか苦労するもんだなと。ただ良い曲作ってるだけじゃ駄目なんだなと。
昔なんかのインタビューで漫画家が「売れるためには(担当編集との)コミュニケーション能力が必要」って言ってたけど、どこの業界でもただ良いもの作るだけじゃ駄目なんですね。
また、ドナルド・グローヴァーはチャイルディッシュ・ガンビーノとして音楽活動もしており、特にヒロ・ムライを監督として制作された"This is America"のMVはグラミー賞最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞してます。こちらも併せてどうぞ。
ちなみにS3とS4の撮影が今年の春から始まるみたいです。
8. ノット・オーケー S1(Netflix)
『このサイテーな世界の終わり』のディレクターと『ストレンジャー・シングス』のプロデューサーによる作品。STの世界観にTEOTFWのユーモアが合わさったような感じ。
主人公のシドニーは"チャーミング"という言葉がぴったり。人によっては生意気だと感じるかもしれないけど、個人的にはそこがいいと思います。作中で自分でも言ってるけど。
話が進んで行くにつれてシドニーとスタンの関係性が変化していくのがTEOTFWっぽいかな。そこにセクシャリティや超能力が絡んできてるのがちょっと違うけど。
配信してすぐだからまだS2についての発表はないけれど、終り方的にはまだ続きそう。制作側としてはTEOTFWみたいにS2での完結を想定してるんですかね。
9. ストレンジャー・シングス 未知の世界 S1(Netflix)
一話目だけ観てずっと後回しにしてましたが、『ノット・オーケー』の配信が始まるまでに観てしまわなければ、と思いやっと観ました。
S3まで配信されS4も決まっているし、話題になるだけあってすごい面白く、後半にかけて尻上がりにわくわくしました。ただ、超能力使える子どもが出てくると、どうしてもAKIRAを思い出します。
ジョナサン役のチャーリー・ヒートンがイケメンで、個人的に若い頃のレオナルド・ディカプリオとかエドワード・ファーロングに似てると思います。あとダスティンはネスに似てます。
作中で本人が言ってるけど、ダスティンしかまともなやついない。ダスティンさいこーー!!
10. ストレンジャー・シングス 未知の世界 S2(Netflix)
やっぱりダスティンいいですね。ダスティンの何がいいって、チプカシのF-91着けてるところが良いです。チプカシ着けてるやつに悪いやついないですからね。
これは本来当然のことなのかもしれませんが、S1よりもさらに面白さが増してます。S1を通して咀嚼した設定や世界観が消化され始めたような、そんな盛り上がりがあります。
この作品に限ったことじゃないんですけど、アメリカの中高生ってあんなにアンミカやピーターみたいにホームパーティーやるもんなんすか? 片付け面倒くさそう過ぎてやる前から憂鬱になりそうですけど、片付けは自分たちでやってないんですかね。
エルの能力は掃除だけでなく引越しのときにも役に立ちそうですよね。ラーメン一杯奢るんで来てくんないですかね? あと、能力発揮すると鼻血が左の穴ばかりから出てますけど、右の穴の毛細血管だけ強靭に発達してるんでしょうね。
11. ストレンジャー・シングス 未知の世界 S3(Netflix)
スティーブが完全にヤムチャ路線になってます。あの狼牙風風拳を放っていた頃のスティーブはもういません。ブルマもベジータに取られました。でもこっちのほうが好きです。ダスティンと仲良いし。このコンビはS3に入ってからより好きになりました。
とあるシーンで、スティーブは優しいからエリカに怒鳴るだけで済んでたけど、僕はすぐに暴力に走る糞野郎なので、僕がスティーブなら顔面蹴ってたと思います。ガキは足の位置に顔があるので蹴りやすいですからね。
S3はこれまでに比べて恋愛だったりの人間ドラマが多めだった気がします。みていてもどかしかったりムカつくところもあったけど、その分最後は感動的でした。
S4の配信まで予告編を穴開くくらい観てやろうと思います。
12. オルタード・カーボン S1(Netflix)
E1のホテルのシーンで一気に好きになりました。やっぱりこういう男なら誰でも好きになるようなシーンが好きなんですよね。宇宙海賊コブラとか、ああいう感じのが好きな人にはたまらないと思います。事実僕もその一人です。コブラでいうところのレディみたいなキャラも出てきます。"Lady"ではないですけど。
僕はいつも映画にしてもドラマにしても、前情報をほとんど入れず、予告編すら観ないことがほとんどなんですが、これに関しては前情報入れておけば良かったと思いました。設定がしっかり決まっていて、用語みたいなのがたくさん出てくるので、知らないで観ると最初はかなり困惑するかも。もちろん、観ていればなんとなく意味はわかってきますけど。まあ”Altered Carbon”が前情報みたいなもんか。
結構エログロなんでそこだけご注意を。
13. オルタード・カーボン S2(Netflix)
例に漏れず予告編をみていない僕はポーが出るかどうかが気になっていたのですが、ちゃんとポーも出てきました。ダークな世界にいるおとぼけキャラみたいなのが好きです。今シーズンはタケシとポーの関係性が見どころの一つ。
面白さが増幅されるとともに、話の難しさというか用語の難しさも増してます。バカには用語集みたいなのがないと理解するのが大変。
S1に引き続き、設定上日本語が話される場面があるんですけど、日本語が片言過ぎてなんて言ってるかわからないという問題があります。字幕も出ないのでちょっと大変。これはまあしょうがないことですけど。
その他
1. ザ・シェフ・ショー 〜だから料理は楽しい〜 S3(Netflix)
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の番外編的なやつです。『アイアンマン』なんかでも有名なジョン・ファヴァローがでてます。他にも関係のある有名俳優がめちゃめちゃでてます。
普段はよっぽどやる気があるとき以外は日本語字幕でみていますが、こういう9割理解できれば楽しめるやつだけ英語字幕で観るようにして、勉強しないことへの罪悪感をなかったことにしてます。映画なんかだと難しい語彙があったり、ストーリーわからなくなったりしますが、こういったのならなんとなくでもみれるのでおすすめです。
唯一の趣味が料理の僕にとってはサイコーの番組です。E1で北海道の肉が紹介されてるのも尚良。
2. ジャスティン・ウィルマンの人生はマジックS1(Netflix)
これは字幕ありだとマジックに集中できなくなるので、字幕なしでみることを推奨します。言葉わかんなくても楽しめると思います。
マシュマロ出しまくるマジックみたら幸せな気持ちに包まれました。