虚構を求めて生きているの
ユヴァル・ノア・ハラリが『サピエンス全史』で「ホモサピエンスの画期的な発明は虚構である。共通の虚構を信じることで多くの人間を統率できる」みたいな事書いてた(うろ覚え)。
虚構って良いですよね。『虚ろな構造』と書いて『虚構』、がらんどうな構造。ないものをあるように見せている。
世の中は虚構にあふれていて、虚構に支えられている。
僕らが当たり前のように信じている貨幣、もとい資本主義だって虚構。
これは友達に韓国ドラマをおすすめしているときのLINE。
人間は虚構を求めて生きている。いや、現実を求めて生きているのかもしれない。
自分が思う理想的な現実、それを虚構にみている。
2次元が好きで、2次元のキャラクターしか好きになれない人がいるらしいが、それは自分の理想的な3次元を求めた結果ではないだろうか。本当の3次元では得られないものを2次元に求めるのだ。
3次元の人間を好きになれる人は、自分の求める3次元がそこにあるからだろう。
現実逃避で虚構に逃げたと思いきや、実際には理想的な現実を求めていた、という罠。罠でもねえか。
最近は韓国ドラマばかり観ている。特にラブコメ。
ラブコメは良い。みんなハッピー。
途中苦しい場面はあるけど、絶対にハッピーエンドで終わる。それがわかっているから観ていられる。
現実は違う。必ずしもハッピーエンドではない。やってらんねえ。
僕は無宗教だけど、仏教の考え方が好き。
四法印って知ってますかね。知らねー人いねーか。
諸行無常、諸法無我、一切皆苦、涅槃寂静。一切皆苦っていいよね。そういうもんよね、人生って。
執着が苦を生み、執着が虚構を生み出す。
なに書きたいのかわからんくなったけど、一番覚えて帰って欲しいのは『恋のゴールドメダル』すげーいいよってこと。アマプラでもネトフリでも観れるよってこと。