カラオケの最適解

    僕はあまりカラオケに行かない。飲み会は行けど、二次会でカラオケに行くよりかは居酒屋に行くことがほとんどだし、ヒトカラなんて以ての外。

    とはいえ、全くないわけではなく、半年に一度はカラオケチャレンジがやってくる。しかし、僕はカラオケが得意ではない。大学生のカラオケは盛り上がりが最重要視され、針の穴を通すような選曲を求められる。みんなが知っていて、なおかつ盛り上がれる曲のレパートリーが必要になってくる。今のところ、僕はFLOWのGO!!!しか持っていない。

    そもそも、カラオケは3種類の人間しか盛り上げれないシステムになっている。歌がめちゃくちゃ上手い人、歌がめちゃくちゃ下手な人、そしてモノマネができる人だ。

    歌が上手い人は問答無用で盛り上がる。FLOWのGO!!!の後に森山直太朗のさくらを歌っても盛り上がる。

    歌が下手な人も、それはそれで盛り上がる。盛り上がり方が本人としては不本意かもしれないが、大学生なら百点満点の歌唱だろう。

    もう一つあるのがモノマネだ。個人的にはこれが一番いい。SOUL'd OUTのモノマネでウェカピポなんて歌われたら、オールの眠気も一気に吹っ飛ぶだろう。

 

    歌唱力なんてそう簡単に上がるものじゃないし、あえて下手に歌うのもできない。手っ取り早い方法はモノマネだが、僕はろくなモノマネを持ってないし、ましてや歌真似なんてできない。精々プリズン・ブレイクティーバッグのマネが関の山。

    こうなったら服装だけ何となく似せるしかない。上下スウェットでFLOWのGO!!!歌うか……。